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20171015

1007ウエノポリトリカムジャム5感想
実は3も4も参加、観覧している自分。それを懐古すると、特色も印象もそれぞれ、過去感想は多分、ブログ遡れば出てくる(信憑性なし)。今回の印象は3に近いかな、と。経緯を追えば自分、ツイッター程度しか見てないのだが下準備がしっかりなされていたので在ろう、ふたを開ければ過去から変わることなく自称詩人のなんと多いことか、事前エントリーもゲストもすっかりおなじみ見受けた名前が半分は居たカモで、スケジュールも都合良いし会場に足を運ぶと決めたのは一月前あたりから確定した。で、頭の中で構築された目的は、①出来たら当日枠でステージに立つ②娘を谷川俊太郎に合わせる…①これは結局当日にならないとわからないが妻の協力も有り、かなり身が動かしやすくなってた、当日枠を奪取できたのはそこそこのやる気と穿ってくれれば②は娘が通っている小学校(自分の母校でもある)が、音読教育を実施していて、それならばテキストに載っている著名人を是非見せてあげようと、俺も会いたいし、娘も俄然興味を抱いてくれた、実は学校での音読発表会と言う行事で、地元の詩人さんが申されてた、“日本の谷川俊太郎、世界の松尾芭蕉”と。なら尚更遭わせてあげたいと感じてしまうものだ。して、当日を待つ。
 当日、並ぶ、待つに苦痛はあまり感じない、むしろ逆に好きだったりする、まず事前に妻が娘を後から連れてくる形に出来たのであとは身、一つのやる気でした。会場を目指すのだが他に誰もいなかったら不安なのと居過ぎても無駄骨だしと気が迷っていたが会場が見えた時に不安は払拭、同志いた。この頃はまだ小雨がやまず自分は新聞歓談タブレットで時間をつぶす、同時に時を待つ同志の昂りを斜に感じ取っていた、自分も含めて。自分の後ろに並んだ方が良く話しかけてくれた、話の中で共通の知り合いが出た時には妙に納得したけどね、当人すまぬ。あとはスタッフテントに雨宿りしたりマサキがお茶をさし入れてくれたりで、既に沢山のストーリが出来上がる、実に楽しい。当日枠受付のタイミングで娘と妻来る、自分が終日イベントを楽しむ傍ら、妻は所用まで娘と近辺デートして貰うことに。イベント開始前まで知った顔も散見、既に同窓会である。オープンマイクに良く参加してたのが結婚した当初までで以降はホントに時々で、結婚して10年経っちまったんだから、知っている顔ってのはその前から知っている訳でさ、滝弥君、マノミキ君とハグして感激激涙だよ、心で。御挨拶できなかった人にも生存報告になってくれれば嬉しいかな。
 さて、舞台であるが、それに対する考え方ってのも、変遷を遂げるものである。何より妻も表現者故、よく話し合うんだよね、少なくとも妻はより高次に向かっている、俺はその気になってる??ってかんじ。何より自分はステージ出たくとも天下獲ったるような欲はない、自己満足、簡単に言えばね、でもなんかやりたくてね、と言うのが今のスタンスかなあ。オープンマイク、初見さんも懐かしさんもゲストさんも一様に己の昂りを抑え切れない様子でさ、何か会場の空気が同じ方向に向いちまってる。あんなでかいステージだ、気持ちは痛い程に分かる、でも、だ。俺は抱いた、つもり。それは無理かな、と。シャウトなんぞしようものなら絶対中途半端に終わる、つか出来ない、だからやりたかったのは空気を変える事。ステージは3分の内、娘に1分、だから自分は2分、内容は以前から頭に描いた半即興で在るが出演までにかなりはしょった、本当は生まれで死ぬ以後の内容だったが死、だけになったと、言葉からすりゃ、詩、と重なる訳だな。結局本番ではなるたけ、ぐたっと落ち着いた感じで、と心掛けたがスピリットはシャウトした皆さんとそうそう変わらないので在って、グダグダ永遠のステージ初心者な訳ですが…娘に朗読させたのは正解だった、事前に谷川さんの短くて言葉遊びっぽいのを一篇、とだけ言ってあとは娘に託しました、学校の授業とまた違うことやらせられたのは、良かったと思う。つか、臍が捻じれすぎて一回転したのかも知れない。
 後は緊張することなく会場を楽しめる、自分の抗い?も波に流された様子で共感の渦の中、やっぱ自分のスタイル持ってる人は印象に残るよ。司会猫道さん言うところのベテラン、ってやつか、自分もそこに入っちまうのだろうけどそしたらベテランだらけだって、そん中の数名と言ったら厳しいですか?イベントもメインに近づくに従いボルテージも上がる、ステージで抑えきれない人は矢倉に上がったり、気持ちは分かるので認めますが。ゲスト言われる人達のステージは流石で、楽しませて頂いたり魂を刺激されたりで、ホント。そして松永天馬、谷川俊太郎。言わばダブルメインだろう、松永君を知って既に10年以上経っちまった、彼に一番接見したのは青い部屋でのライブ、ライブ終えて会場を出た時に路傍で小さくなっている彼を発見した、互いに顔は知っていたので話して握手したのだが彼のYシャツは びっしょりだったよ。当時はまだ、才能と知識を歌詞に詰め込んでアクセル全開の彼だったが…ある程度落ち着いてやりたいスタイルの途上にあるのかなと、死ぬまで永遠に途上だけどさ、共感の波に一矢刺したような感じ、言葉が鋭い武器になったよ、それ抱えていくのも大変なんだけどさ。谷川さんは初見だ、冒頭にゃ、俺の言いたいこと代弁?してくれた、いや、失礼。思い出したのはある時作家さんが自分の小説を朗読したステージを観た時の事、凄く気持ちも感情も伝わってきて当人に話しかけたのだが、自分で産んだ作品なんだから当たり前だ、と返されたことが有る、まさにそれ。アンコールが掛かる、詠んだ作品は…あんた、高田渡か。娘曰く、カッコいい、て、○○た○○○サンよりカッコいいって…お二方とも今回はニアミスだったがそれでも充分ですわ。いつかまた都合つけば。
 ステージ裏の駐車場ではサイファーなるものが行われていて、所謂言葉の掛け合いでおおよそ想像つくのだがちょびっとだけ拝見しました。回転の鈍い自分にとっては近寄り難いのではあるが言葉に耳を傾けつつ成程と思いながらね、ツイッターに書いたことはホントそうなったら楽しいかなって。他会場内結構ふらついてました、後ろの模造紙にペン一つ色々描いてみたり、これも楽しみ方かな。
 会場では何人か自分のステージに関する感想を頂いた、褒めていただき感謝、また妻も良かったと言ってくれた、神がそう導いてくれたんじゃないかって、谷川さんはシャウトしちゃダメだよと宥めたけどあんたや私みたいのが言ったら反感かうからねと、いやあ神に護られているんだね俺らは、仏にも感謝せねば。

とかく、人生が楽しくて仕方ないのが今の自分、またお会いしましょう。

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